【S7使用構築】レヒレカグヤコントロール【最高2048最終2041】
S7お疲れ様でした。ヨハンです。USMが始まって最初のシーズンで最終レートも大きくインフレしましたが、なんとか自分もインフレの波に乗れて、自身初めてのレート2000を達成できたので構築を紹介します。（サムネはイクラさん(@Tlele8)よりいただきました）
並び↓
【構築経緯】
中盤は催眠ゲンガーを安定して使えれば強そうだと思い、前期結果を残したゲンガーランドテテフの並びを偽装して重力催眠をする構築を使っていたが全く安定しなかったため、解散した。そして、突発大会や時々フレ戦を募集した時に以前から興味があったアーモンドさんの構築（下記参照)を遊び感覚で使用していたが、構築がなくなっていたので最終レート1位の構築が弱いわけがないと思い、思い切ってUSMの環境に適応できるように自分なりにアレンジしてレートで使用した。ゲンガブカグヤの三体はほぼそのままで使い、カプ・レヒレも同じ技構成だが、残飯は他のポケモンに回してること、自分がレヒレは混乱実の方が使い慣れてることから混乱実レヒレにし、レボルトは電気の一貫を切りつつエースになれる高速移動電気Z、ヒードランはこの構築では、新要素のアーゴヨンを受け、対処が難しいポリゴン２を処理する必要があるための穏やか毒みが型にして回していた。しかし、相手のコケコやレボルトが辛かったため、レボルトを高速移動電気Zから上二体をはじめとした電気タイプに強く出れるチョッキ型にして完成した。
almond-beginer-1500-ibaru.hatenablog.com
【個別解説】
ゲンガー＠ゲンガナイト
特性 呪われボディ→影踏み
実数値(メガ前）159-63-80-150-104-178 (188-0-0-0-68-252)（A0)
実数値(メガ後）159-63-100-190-124-200
技構成 シャドボ 滅びの歌 道連れ 守る
C190ゲンガーのシャドボを高乱数で耐えるテンプレゲンガー。アーモンドさんの元の記事では道連れは鬼火だったが、そもそもあまり選出しなかったのと鬼火打ってもあまりパッとしないことが多かったので１：１を取りやすくできる道連れに変更。この変更はかなりはまって重いカビゴンやサンダーを倒して裏で詰められるようにしてくれたり、オニゴーリの処理の際に零度を避けないといけない回数を減らして精神的安定感ももたらしてくれた。オニゴーリ入りやバナ入りなどにしか出さないが、オニゴーリ入りに出したときはちゃんと仕事をしてくれ、メガオニゴーリとAが上って地震を撃たれた時以外の５回ほどあった対オニゴーリには全勝できたので、オニゴーリにストレスを貯めなくていいのは大きかった。
選出率6位
特性 さめはだ
実数値 183-182-115-x-106-169 (0-252-0-0-4-252)
技構成 地震 逆鱗 岩雪崩 ステロ
リザードンやウルガモス等多くの積みアタッカーのストッパーになれるスカーフガブリアス。リザードンやアーゴヨン、カプ・コケコ、メタグロスが環境にいるかぎりまだまだ十分に強力なポケモンであり、まだまだ強力な勝ち筋であると思った。ステロは撒ければ強力だったが、自分があまり上手く使えなかったのと、ガッサが一貫してしまってるので、寝言もありだとおもった。
選出率 4位
テッカグヤ＠バンジの実
特性 ビーストブースト
実数値 204-122-154-114-133-85 (252-4-132-0-92-28)
技構成 ヘビボン 火炎放射 宿り木 守る
アーモンドさんと同じ調整で、ミミッキュの２↑シャドクロZで木の実発動、テテフのフィールドサイキネ３耐えのテッカグヤ。やどりぎとヘビーボンバーは確定で火炎放射はレヒレレボルトと一緒に選出した時にナットレイで詰まなかったり、メタグロスを削れたので重宝した。まもるは残飯じゃないテッカグヤのまもるは必要なのかずっと疑問であったが、使ってみるとこだわり持ちの技を固定できたり、やどりぎと併せて木の実の発動するHPへの調整に役立ったりととても強力だった。相手の攻撃を木の実発動圏内で耐えて木の実発動からのビーストブーストは強力な詰め筋となった。この構築ではこのテッカグヤと後述のレヒレの木の実を発動できるようHPをコントロールしていくことが勝利のカギであった。
選出率2位（ほぼ同率1位）
カプ・レヒレ＠イアの実
特性 ミストフィールド
実数値 176-x-178-115-150-112 (244-0-212-0-0-52)
技構成 なみのり ムンフォ リフレクター 瞑想
物理アタッカーを大きく牽制するリフレク木の実レヒレ、通称ロリコンレヒレ。アーモンドさんのリフレクターレヒレの記事 を参考に運用した。ギャラドスやボーマンダのような積みアタッカー、雨パが多く単体でもリフレクターが刺さる場面はとても多かったが、テッカグヤにリフレクターを残すことで、メタグロスやミミッキュにより安定して立ち回ることができる。リフレクターと瞑想で物理と特殊どちらも耐久を上げて木の実発動までHPをコントロールできるのは強力であった。相手の電気タイプを処理してしまえばレヒレカグヤの二体の見れる範囲の広さと詰め性能は素晴しく、この二体＠１みたいな選出は多くの試合でしていた。
選出率1位
霊獣ボルトロス＠突撃チョッキ
特性 蓄電
実数値 175-x-91-198-115-135 (164-0-4-116-116-108)
技構成 10万 めざ氷 ヘドウェ ボルチェン
調整は↓から持ってきました。(こっちは無断転載なので問題がありましたらすぐ削除します）S5使用構築 [最高最終2102] †積みリレー偽装の神速ルカリオスタン† - ミノリぽけ♪のメモリーカード
最初は抜きエースとして高速移動電気Zのボルトロスを使用していたが、この構築で相手のレボルトやコケコに交代読みをされてしまうと即座にゲームが終わりかねなかったため、この二体に強いレボルトを探したところこのレボルトに行き着いた。ボルトチェンジによる対面操作から、ゲンガーでキャッチしたり、レボルトを起点にしにきたアーゴヨンやウルガモス、リザＸに対してスカーフガブリアスを繰り出して返り討ちにする動きが強力でこのムーブから多く勝ちを拾え、更にコケコやレボルトに対しても安定感が出たため、この変更は大正解だと思った。チョッキによって対面性能は高くなっているが、電気タイプの処理が主な役割のため、優先すべき役割対象（コケコやレボルトなどのこと）以外とは極力戦わせないなどHP管理が特に重要なポケモンである。ステロでHPが削れやすいため、ステロと電気タイプを絡められて崩されてしまうことが多かった。
選出率3位
ヒードラン＠食べ残し
特性 もらいび
実数値 193-x-126-150-173-103 (212-0-0-0-252-44)
技構成 噴煙 大地 どくどく 身代わり
上記５体だと新要素のアーゴヨンへの対応手段が限られると思ったのといつの環境にも多くいるポリクチに少し薄いと思い、それらに対応出来るこのヒードランになった。アーゴヨンに遂行する大地の力、ポリゴン２に打つどくどくは確定で、炎技の選択肢は多くあるが、三割で自分はレヒレカグヤの詰め性能を上げられる噴煙にした。身代わりはまもると選択だが、交代先を見て噴煙や毒を入れられ、役割対象への安定感を生み出せる身代わりにした。アーモンドさんの元の記事ではニトロチャージを持ったCSアタッカー型であったが、このヒードランには後出し性能が求められているため、耐久寄りの型に。選出機会はあまりなかったがレヒレカグヤが物理に対して詰め性能が高かったのに対し、ヒードランは特殊への詰め性能が高かったため、そこそこのシナジーは感じられた。リザードンに対しても投げることはあったが両方から地震が、Yからきあいだまがポンポン飛んでくるのでガブが出しにくく、ドランが出しやすい構築（ポリゴン２、クレセリアが一緒いる場合など）に対しては祈るしかない
選出率5位
【動かし方・選出パターン】
基本選出というものは特に決めていなかったが、レヒレカグヤ＠１、ボルトカグヤ＠１みたいな形を取って、レヒレカグヤの木の実発動を狙いながらサイクルを回す。＠１も大体はボルトロスかガブリアス。
相手に〇〇がいれば、選出するみたいなパターン
リザードン、ウルガモス、ルカリオ、ポリゴンZ→９割ガブを選出
ガルーラ、ミミッキュ、ガッサ→カグヤほぼ確定、レヒレもなるべく添える
コケコ、レボルト→８割レボルト、２割ガブ
水ロトム、サンダー、レヒレ、テッカグヤ、グライオン→レボルトをほぼ確定選出
マンムー、ランドロス、ガブリアス→カグヤ確定、レヒレもほぼ確定
テテフ、ハッサム、ナットレイ→７割でテッカグヤ、３割でドランもしくは両方
ゲッコウガ、メタグロス、ボーマンダ、バンギラス→レヒレカグヤのセットで見る、ガブもなるべく出す
アーゴヨン、ポリゴン２、モロバレル→なるべくヒードランを選出、出せなさそうな場合はレヒレで積んでがんばる。アーゴヨンはブーストされないようにしつつガブで牽制。
VS雨、砂 レヒレカグヤの二体をほぼ確定
VS受けル→ゲンガー、レボルトを確定
【辛いポケモン】
ステロ＋コケコorレボルト→チョッキレボルトが過労死
ステロ＋雷パンチメガバシャ→ステロが入るとレヒレが雷パンチ２発圏内になる
剣舞雷パンチバシャーモ→初手に舞われて、レヒレが後出しだったら負け
草Z、電気Zバシャ→膝を避ける
バンギラス→レヒレカグヤで頑張る。
飛行Zギャラドス→リフレクあってもレヒレが押し切られる可能性大
リザY→文字、ソラビがガブリアス確定２なのでサイクルが回しにくい
型破りドリュウズ→ドリルすな
起点作りラグ→ほえるの機会をめちゃくちゃ与えてしまう構築なのでコイツを処理した時にはほぼ相手の裏の圏内に入ってしまう
イーブイバトン→エルフーンの置き土産のタイミングでゲンガーを合わせる(僕は一度も成功しませんでした)
身代わり痛み分けミミッキュ→カグヤでミミッキュは基本見るので、カグヤがゴリゴリ削られるから無理
撃ち落とす地面Zランドロス→ランドロスは基本テッカグヤで見るので無理、来たらレヒレでなんとかするしかない
など
【結果】
TN ヨハン 最高2048最終2041
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございました。今期は終盤に19チャレンジを10回以上するくらい難しく、19帯から勝つことが本当に遠かったが、最終日2日前の流れに乗って遂に自分が目標としていたレート2000に到達でき、また2000帯でも対戦することができて本当に嬉しかったです。一発屋だと思われないように来期も2000に乗せられるに頑張っていきたいと思います。
そして、記事のリンクの掲載を許可していただき構築を参考にさせていただいたアーモンドさん、記事用のサムネを作って頂いたイクラさん、S7で対戦してくださった皆様本当にありがとうございました！またS８でお会いしましょう。
質問などありましたら、＠nomekop_480までお願いします。
